【症例報告】自己判断で施術を中断し再発・悪化した腰痛
患者は40代男性。
5~6年程慢性腰痛を患い当院に来院。
来院時は急性期の症状でいわゆるギックリ腰に近い状態であった。
いままでにない程の痛みがあり、それが来院のきっかけであった。
それ以前は、シップ薬でセルフケアをしていた。
腰椎は屈曲・伸展・回旋・側屈の全ての動きが制限され、動作に痛みを伴なった。
SLRテストは陰性でヘルニアの疑いはない。
筋・筋膜性腰痛である。
施術は腰椎・臀筋・ハムストリング・大腿四頭筋の筋緊張のリリースと、腰椎の関節の手技を行った。
術後、安静時の痛みは消失、腰椎の可動域は改善し、動作に伴う痛みも軽減した。
症状が改善し、筋緊張が完全にとれるまで集中して施術を受けるようにサジェスト。
2回目の施術後、ほとんど痛みがなくなったとのことで3回目の予約がキャンセルとなった。
痛みがなくなっても、筋肉は完全な状態ではないので施術の継続を勧めたがその後しばらく来院はなかった。
次の来院は6カ月後のことである。
今度は腰痛の他に左の臀部~下肢にかけての痛みも伴っていた。
悪化しており、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄などの疑いもある。
前回の来院から1カ月程して徐々に腰に痛みが出始め、3カ月後にはほぼ受診前の状態になった。
自己判断で施術を中断したため後ろめたさがあり来院できなかったとのこと。
そのため、他の整体や治療院に行ったが改善せず、その間も悪化したため再来となった。
当院で施術を再開してから幸い改善傾向にある。
しかし状態が悪化しているため施術の効果は限定的で、現在週3回程の頻度で通院している。
【+ひとこと】
自己判断で施術を中断してしまうケースは少なくない。
特に40~50代の男性と、男女を問わず高齢者に多い。
これは医療・臨床に従事している方ならだれでも感じていることと思う。
専門家の意見よりも、自身の固定観念を優先してしまう。
いわば素人判断である。
そうして「なんでこんなになるまで放っておいたの?」という状態になって来院する方が多い。
当院にいらしている内科医の先生も同じこと言ってました。
困ったものですね。
5~6年程慢性腰痛を患い当院に来院。
来院時は急性期の症状でいわゆるギックリ腰に近い状態であった。
いままでにない程の痛みがあり、それが来院のきっかけであった。
それ以前は、シップ薬でセルフケアをしていた。
腰椎は屈曲・伸展・回旋・側屈の全ての動きが制限され、動作に痛みを伴なった。
SLRテストは陰性でヘルニアの疑いはない。
筋・筋膜性腰痛である。
施術は腰椎・臀筋・ハムストリング・大腿四頭筋の筋緊張のリリースと、腰椎の関節の手技を行った。
術後、安静時の痛みは消失、腰椎の可動域は改善し、動作に伴う痛みも軽減した。
症状が改善し、筋緊張が完全にとれるまで集中して施術を受けるようにサジェスト。
2回目の施術後、ほとんど痛みがなくなったとのことで3回目の予約がキャンセルとなった。
痛みがなくなっても、筋肉は完全な状態ではないので施術の継続を勧めたがその後しばらく来院はなかった。
次の来院は6カ月後のことである。
今度は腰痛の他に左の臀部~下肢にかけての痛みも伴っていた。
悪化しており、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄などの疑いもある。
前回の来院から1カ月程して徐々に腰に痛みが出始め、3カ月後にはほぼ受診前の状態になった。
自己判断で施術を中断したため後ろめたさがあり来院できなかったとのこと。
そのため、他の整体や治療院に行ったが改善せず、その間も悪化したため再来となった。
当院で施術を再開してから幸い改善傾向にある。
しかし状態が悪化しているため施術の効果は限定的で、現在週3回程の頻度で通院している。
【+ひとこと】
自己判断で施術を中断してしまうケースは少なくない。
特に40~50代の男性と、男女を問わず高齢者に多い。
これは医療・臨床に従事している方ならだれでも感じていることと思う。
専門家の意見よりも、自身の固定観念を優先してしまう。
いわば素人判断である。
そうして「なんでこんなになるまで放っておいたの?」という状態になって来院する方が多い。
当院にいらしている内科医の先生も同じこと言ってました。
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