【症例報告】手のシビレを伴った首の痛み
患者は20代女性。
以前から慢性的な肩こり症であったが、2カ月前より首の痛みと手のシビレを感じるようになる。
病院でのレントゲン検査でストレートネックと言われ、1カ月間リハビリで通院した。
リハビリは奏効せず、毎日の通院も仕事に支障が出て難しくなっていた。
カイロプラクティックなら週1~2回の施術でも効果が期待できるのではと当院に来院した。
手のシビレは中指に出ており、第7頚神経の神経根症状を疑った。
側屈位でのスパーリングテストの結果は陽性であった。
このテストは頚部を下方に圧迫することで椎間関節の狭窄をスクリーニングする。
圧迫時、狭窄があると神経根が刺激され手のシビレは増長する。
施術は頚椎~胸椎の筋緊張の緩和を行った。
頚椎関節の操作はストレートネックの診断があることから初回の施術では見送った。
また患側の鎖骨下から前腕にかけ腕神経にそった筋肉のケアも行った。
2回目の施術後、手のシビレは消失した。
首も日常で痛みを感じることはなくなったが、伸展時や回旋時に違和感があることからその後週1回の通院を勧めた。
患者の日常生活から今回の症状を考察してみる。
仕事はデスクワーク、1日中パソコンを使用しての勤務。
通勤中や家ではスマートフォンを使用する頻度が高い。
ほぼ一日中下を向いている姿勢でいるとことになる。
これでは首の筋肉に負担が掛かり、重度の肩こりや頚椎のトラブルが起きても不思議ではない。
来院される患者の傾向としては、男性よりも女性、特に細身の女性にこういったトラブルは多い。
細身の女性は筋肉量が少ないことから、頭部の重さを十分に支えることができない。
下を向く姿勢は、重力に引っ張られる頭部を持ち上げようと首に筋肉に相当なストレスが掛かる。
近年、スマートフォンの普及とともにこのようなケースが増えている。
【院長コメント】
いわゆるスマホネック。
治療と共に、姿勢の見直しなど日常生活の改善が大切。
今回のようなケース、当院では姿勢矯正、姿勢指導も行っています。
以前から慢性的な肩こり症であったが、2カ月前より首の痛みと手のシビレを感じるようになる。
病院でのレントゲン検査でストレートネックと言われ、1カ月間リハビリで通院した。
リハビリは奏効せず、毎日の通院も仕事に支障が出て難しくなっていた。
カイロプラクティックなら週1~2回の施術でも効果が期待できるのではと当院に来院した。
手のシビレは中指に出ており、第7頚神経の神経根症状を疑った。
側屈位でのスパーリングテストの結果は陽性であった。
このテストは頚部を下方に圧迫することで椎間関節の狭窄をスクリーニングする。
圧迫時、狭窄があると神経根が刺激され手のシビレは増長する。
施術は頚椎~胸椎の筋緊張の緩和を行った。
頚椎関節の操作はストレートネックの診断があることから初回の施術では見送った。
また患側の鎖骨下から前腕にかけ腕神経にそった筋肉のケアも行った。
2回目の施術後、手のシビレは消失した。
首も日常で痛みを感じることはなくなったが、伸展時や回旋時に違和感があることからその後週1回の通院を勧めた。
患者の日常生活から今回の症状を考察してみる。
仕事はデスクワーク、1日中パソコンを使用しての勤務。
通勤中や家ではスマートフォンを使用する頻度が高い。
ほぼ一日中下を向いている姿勢でいるとことになる。
これでは首の筋肉に負担が掛かり、重度の肩こりや頚椎のトラブルが起きても不思議ではない。
来院される患者の傾向としては、男性よりも女性、特に細身の女性にこういったトラブルは多い。
細身の女性は筋肉量が少ないことから、頭部の重さを十分に支えることができない。
下を向く姿勢は、重力に引っ張られる頭部を持ち上げようと首に筋肉に相当なストレスが掛かる。
近年、スマートフォンの普及とともにこのようなケースが増えている。
【院長コメント】
いわゆるスマホネック。
治療と共に、姿勢の見直しなど日常生活の改善が大切。
今回のようなケース、当院では姿勢矯正、姿勢指導も行っています。
スポンサーサイト
| 首の痛み | 13:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑